保護した猫は、見た目が元気でも体の中で何が起きているかわかりません。
とくに野良で長い期間暮らしていた猫は、寄生虫・感染症・ケガなどのリスクが高いため、早めに動物病院へ連れて行くことが必須です。
この記事では、
- 病院へ行くべきタイミング
- 初診で必要な検査内容
- 費用の目安
- 保護猫におすすめの医療スケジュール
を初心者にも分かりやすくまとめました。
動物病院へ行くべきタイミングは「できるだけ早く」が基本
保護した直後、以下の状態がある場合は 即日 動物病院へ。
すぐ病院へ行くべきサイン
- ぐったりして動かない
- 下痢・嘔吐が続く
- 目ヤニ・鼻水が多い(猫風邪の可能性)
- 血が出ている、ケガをしている
- ガリガリに痩せている
- 呼吸が荒い、ゼーゼー音がする
- 体が異常に熱い/冷たい
これらは放置すると命に関わることもあります。
元気そうでも「1〜3日以内」に受診を
外敵のいない室内に入り、安心して元気に見える猫でも、
- 寄生虫
- ノミ・ダニ
- ウイルス感染症(猫エイズ・白血病)
- 妊娠
- 皮膚病
などは見た目だけでは判断できません。
安全のためにも、最初の3日以内に健康チェックを受けるのがおすすめです。
初診で受ける主な検査内容
初回の動物病院では、基本的に以下の検査が行われます。
①身体検査(触診・目・耳・口・皮膚チェック)
→ 無料〜500円ほど。
栄養状態・脱水・怪我の有無などを確認。
②検便(寄生虫チェック)
→ 1,000〜2,000円ほど。
回虫・コクシジウムなど、保護猫には特に多い寄生虫を確認。
③ノミ・ダニ駆除薬の投与
→ 1,000〜2,000円。
部屋への蔓延を防ぐため、初日に必ずやっておきたい処置。
④ウイルス検査(猫エイズ/白血病)
→ 4,000〜7,000円。
多頭飼育の人には必須。陽性の場合は部屋を分ける必要があります。
⑤ワクチン(生後8週〜可能)
→ 3,000〜6,000円。
感染症対策として重要。
保護猫にかかる費用の目安
猫の状態により大きく変わりますが、最低限の医療費として以下を想定しておくと安心です。
初回〜1週間でかかる費用
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 初診料 | 500〜1,000円 |
| 検便 | 1,000〜2,000円 |
| ノミ・ダニ駆除 | 1,000〜2,000円 |
| ウイルス検査 | 4,000〜7,000円 |
| ワクチン(任意) | 3,000〜6,000円 |
→ 合計:9,500〜18,000円ほど
これはあくまで「最低限」。
ケガ・風邪治療・皮膚病・脱水などがあると、1〜3万円以上かかることも珍しくありません。
生後3〜6ヶ月で必要になる医療ケア
子猫の場合、成長に合わせて追加の医療処置が必要です。
ワクチン2回目・3回目
3,000〜6,000円 × 2回
避妊・去勢手術
- オス:10,000〜20,000円
- メス:15,000〜30,000円
地域によって助成金がある場合もあるので、自治体に確認してみましょう。
保護した猫を病院へ連れていくときの注意点
①キャリーケースに必ず入れる
逃走リスクが高いので、洗濯ネット → キャリーケース が鉄板。
②他の猫と接触させない
ウイルス感染を防ぐため、検査が終わるまでは隔離が理想。
③安いからと病院を適当に選ばない
保護猫に慣れている動物病院は処置が早く安心です。
まとめ|保護した猫の健康管理は「最初の1週間」が勝負
保護猫は、見た目が元気でも何らかの病気を抱えているケースが多く、早めの病院受診が猫の命を守るカギになります。
最低限かかる費用は 9,000〜18,000円ほど。
寄生虫・風邪・怪我などがある猫は、さらに費用がかかる可能性があります。
「U-SYU保護猫日記」では、実際に
- 家の中5匹
- 実家10匹
- 猫小屋8匹
- 外猫5匹
と大規模な保護をしている経験をもとに、これからも必要な知識を発信していきます。
猫の健康を守りながら、少しでも負担が減るように、使ってよかったアイテムやコスパの良いキャリーケース・駆除薬なども紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。


コメント