猫を守るために欠かせないのが「ワクチン接種」。特に外に行く子はもちろん、室内飼いの猫でも感染リスクがあります。本記事では、ワクチンの種類と接種時期、費用の目安、注意点をわかりやすく説明します。
猫に必要なワクチンの種類
① 3種混合ワクチン(基本)
最も一般的で、完全室内猫でも接種すべきワクチン。
対象となる病気:
- 猫ウイルス性鼻気管炎(ヘルペスウイルス)
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症(パルボウイルス)
ウイルスの感染力が非常に強いため、「室内飼いだから必要ない」は間違い。
人間の服についたウイルスや、来客の靴から持ち込まれることもあります。
② 5種混合ワクチン(外に行く猫は必須)
3種に加えて下記も予防できます。
- 猫白血病ウイルス(FeLV)
- クラミジア感染症
外に出る猫、多頭飼育、保護猫、地域猫の出入りがある家では特に推奨されます。
③ 猫白血病ワクチン(単独)
白血病ウイルスは猫同士の接触で感染。
保護猫、外で生活していた子、譲渡猫は初回に検査と接種を行うことが多いです。
④ 狂犬病ワクチン
日本では猫に義務ではありませんが、海外に連れて行く場合は必須。
一部の地域では推奨されています。
猫の接種スケジュール(子猫〜成猫まで)
■ 子猫(生後2〜4ヶ月)
子猫は免疫力が弱く、ワクチンが効果を持続しにくい時期。
そのため複数回の接種が必要です。
| 月齢 | 接種内容 |
|---|---|
| 生後2ヶ月(8週) | 初回ワクチン(3種または5種) |
| 生後3ヶ月(12週) | 2回目ワクチン |
| 生後4ヶ月(16週) | 必要に応じて3回目(特に保護猫・外猫) |
※ 多頭飼い・外に出る子は5種が推奨されることが多いです。
■ 成猫(1歳以降)
子猫時代に打っていても、毎年1回の追加接種(ブースター)が必要です。
- 完全室内 → 3種でOK
- 外に出る、多頭飼育、保護猫 → 5種推奨
■ 保護猫の場合
多数の保護猫がいる環境では、
白血病・カリシ・ヘルペスの感染リスクが高いため、以下が一般的。
- 初回:5種混合を優先
- ウイルス検査(白血病・エイズ)もセットで行う
- 新入り猫は隔離期間を作って接種する
ワクチン接種の費用目安
| ワクチン | 費用の目安 |
|---|---|
| 3種混合 | 3,000〜5,000円 |
| 5種混合 | 5,000〜7,000円 |
| 白血病単独 | 3,000〜5,000円 |
| 初回検査(白血病・エイズ) | 4,000〜7,000円 |
多頭飼育だと合計額が大きくなるため、
地域の動物愛護センターや譲渡会の割引制度もチェックしておきましょう。
ワクチン後に気をつけたい副反応
多くは軽度ですが、まれにこんな症状が出ることがあります。
- 元気がない
- 食欲が落ちる
- 発熱
- 接種部位が腫れる
通常は1〜2日で回復しますが、
ぐったりして動かない・呼吸が荒い場合はすぐに病院へ。
ワクチン接種のコツ(保護猫多数のご家庭向け)
- 来たばかりの猫は必ずウイルス検査
- 先住猫と触れ合わせるのはワクチン後
- 年1回のブースターを必ず忘れずに
- ワクチンプログラム表を作り、接種日を管理
- 複数いる場合は順番を決めて同じローテーションにすると楽
よくある質問
Q1:完全室内飼いでもワクチンは必要?
→ 必要。ウイルスは靴・衣服・窓からでも入ってきます。
Q2:ワクチンは毎年打たないとダメ?
→ 効果は1年ほどで落ちるため、年1回の接種が推奨。
Q3:副反応が心配ですが?
→ ほとんど軽度。強い反応が出た場合のみ受診を。
Q4:高齢猫は?
→ 体調次第で獣医が判断。健康なら通常通り接種可。
まとめ&おすすめペットケア用品
猫の健康を守るために、
ワクチンは子猫期の複数回接種→成猫の年1回が基本です。
ワクチンはもちろん、普段のケアもとても重要。
- 猫用キャリー(通院ストレスを軽減)
- 多頭飼育向けケージ
- ウイルス対策の空気清浄機
- 高栄養の子猫フード
必要な時にすぐ通院できるよう、
キャリーやケア用品もぜひ揃えておきましょう。


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